植物日記 - 植物の冬越し

こんにちは。KOCORONO店主のミオです。
すっかりこちらのブログが疎かになってました。。

商品の紹介などはSNSが主なので、HPのブログはどうしようかずっと考えていたんですが、今自分の趣味である園芸について日記や生育情報を書いていこうと思います。これなら続く気がする(笑)
気が向いたとき・植物ネタがあるときに書くので不定期更新ですがどうぞよろしくお願いします。

 

店主は小学生のころから数々の植物たちを枯らしてきたので、園芸に関しては無知で苦手意識がありました。
ちゃんと育てるようになったきっかけはお店の開店祝いにいただいた植物たち。枯らすわけにはいかん!と使命感を持って管理していましたが、無知と大雑把な性格が災いし、一つ枯らしてしまいました(ごめんなさい!)。本当にショックでしたよ。。
枯らしたことをきっかけに植物についてしっかり調べるようになりました。そうするうちに様々な表情を見せる植物に愛着が湧くようになったわけです。

ゆくゆくは店内を色んな植物でいっぱいにしたい!と思うのですが、高山での園芸は冬越しがネック
植物は原産地によってそれぞれ耐寒性が異なるため、寒さに弱い品種は枯れたり葉を落としてしまいます。真冬の高山は外気温が-10~-13℃まで冷え込むため、どのくらいの寒さならOKなのか毎年試行錯誤してます。



耐寒性の弱い品種は秋から室内に取り込み、冬はなるべく日当たりの良い場所に置かなければなりません。水やりの頻度も下げます。大体の植物はそれでOKですが、さらに弱い品種はもう一手間加える必要があります。
うちは植物の数が少ないので100均のポリ袋をかぶせています。保温・保湿できるし、結び目を緩くしておけば通気もできます

↑これは多肉植物の寄せ植え鉢。多肉は耐寒性の強いものが多いですが、アエオニウムのみ耐寒性弱い(約8℃)ため袋かぶせてます。
袋内が過湿になるとセダムが弱ることが判明したので日中の通気必須。不織布の方がいいのかなー?
耐寒性異なるので個別に仕立て直す予定。

↑シェフレラと蘇鉄麒麟。どちらも耐寒気温5℃。葉を落としやすいので袋がけ必須。

店内の室温が5℃まで下がるので、耐寒気温5℃以上の植物は大物以外全て袋がけしてます。
1月に厳しい真冬日があったのですが、その時は室温5℃以下になり芋系のフィロデンドロンのみやられました(葉にベージュと黒の斑が出ました)。
袋からはみ出てたのが原因かなー。対策甘かった。

 

ビカクシダは苔にラップを巻いて水分の蒸散を防いでみました。

ビカクシダも熱帯系ですがオーストラリア原産の品種(ビフルカツムなど)は耐寒性あるということで昨年購入。
冬は2週間に一度水に浸し、2日に1回葉水。暖房で乾燥しがちなのでラップ巻くのは正解のようです。
人気植物なのに意外と冬越しに関する情報少なくて手探りでした。

 

今年は吊り下げ物を増やしたい。着生ランに挑戦したい。
あれこれ考えてるだけで脳汁が溢れる植物バカになりつつあります。
春は植え替えもあるのでそちらの様子も紹介しようと思います。それではまた。